- 2024年11月21日
非居住者の法人銀行口座開設~法律と銀行レギュレーションの矛盾~
皆様こんにちは。JGA税理士法人/税理士の片瀬です。 以前「非居住者の銀行口座開設~日本銀行口座を開けない日本人(非居住者)が増加~」というコラムを執筆しました。こちらの記事はかなり人気記事となっているので、まだ読んだことない方は是非ご確認ください! さて、本日は「非居住者が代表者の日本法人の銀行口座開設」についてです。 最近、非居住者の方から「日本法人」 […]
皆様こんにちは。JGA税理士法人/税理士の片瀬です。 以前「非居住者の銀行口座開設~日本銀行口座を開けない日本人(非居住者)が増加~」というコラムを執筆しました。こちらの記事はかなり人気記事となっているので、まだ読んだことない方は是非ご確認ください! さて、本日は「非居住者が代表者の日本法人の銀行口座開設」についてです。 最近、非居住者の方から「日本法人」 […]
皆様こんにちは!税理士の片瀬です。 さて今日は「183日ルール(短期滞在者免税)」について、法律的な用語の意義を分かりやすくお伝えします。 海外に関連する業務を行っている方は、183日ルールという言葉をよく耳にするものと思います。そして、183日以内の海外への渡航(出張)であれば、その国にて税金がかからないと認識しているかと。では、その根拠はなんでしょうか? ・・・それが今日のコラムの出発 […]
皆様こんにちは。税理士の片瀬です。 先日、企業研究会にて、定期開催の国際税務セミナーの講師を務ました。その中でPE認定課税の事例(サービスPE・代理人PE)を詳細に話したのですが、、、セミナー終了後に、このPE認定に関する質問が多くあったので、その事例を1つ挙げてコラムにてお伝えします。 早速ですが、みなさんの会社でテレワークは普及していますか? 多くの会 […]
皆様こんにちは。JGA税理士法人/税理士の原島です。 先日、弊社のタイ法人J Glocal Accounting Co.,Ltd.において、「タイ駐在員事務所の設立」を題材としてコラムを書きました。この駐在員事務所は、タイ側でビジネス(営業活動)をするわけではないため、日本本社との関わりあいが非常に深く、タイ国のみでは会計業務が完結しません。 そのため、今回のコラムでは […]
皆様こんにちは!税理士の片瀬です。 引き続き「国外源泉所得」(国内源泉所得をまずはチェック)について、法律的な用語の意義を分かりやすくお伝えします。 法律では所得税法95条4項に「国外源泉所得」が定められています(下記に貼り付けておきます)。 ここでポイントとなるのは、「国外源泉所得」を「国内源泉所得」の反対と認識するか、所得税法95条4項により「国外源泉 […]
皆様こんにちは!税理士の片瀬です。 さて今日は「国内源泉所得」について、法律的な用語の意義を分かりやすくお伝えします。 法律では所得税法161条に「国内源泉所得」が定められています(下記に貼り付けておきます)。 「国内源泉所得」とは、「日本国内で発生した所得(利益)」をいいます。 日本の法人税や所得税は利益に対して課税がなされます。そのためそ […]
皆様こんにちは。JGA税理士法人/税理士の片瀬です。 前回のコラム<海外子会社管理(リスクマネジメント)におけるCFOの役割~海外子会社管理~>では一般的に日系企業はリスクマネジメントが苦手と言われることが多い理由について、リスクマネジメントと本来あるべきCFOの役割についてお話ししました。経理部長の延長にとどまっているだけでは不十分、というお話でした。 そして、ありがちな組織図から […]
皆様こんにちは。JGA税理士法人/税理士の片瀬です。 一般的に日系企業はリスクマネジメントが苦手と言われることが多いのですが、その理由は何によるのでしょうか。 前回のコラム(内部統制とリスクマネジメント~海外子会社管理~)で、リスクマネジメントは会社の経営に重要な影響を与える外部環境リスク及び内部環境リスクを識別、評価、対応し、継続的にモニタリングすることという話をしま […]
皆様こんにちは。JGA税理士法人/税理士の片瀬です。 前回は海外子会社のガバナンスの目的が管理と権限移譲のバランスを設定することにある、そのためにトップダウンとボトムアップ双方向のコミュニケーションが重要ということをお話ししました。今回も引き続き海外子会社のガバナンスの話になりますが、ガバナンスの構成要素とは何でしょうか。このあたりの話をしたいと思います。 ガバナンス= […]
皆様こんにちは。JGA税理士法人/税理士の片瀬です。 以前のコラムで、「不正対応のための月次決算モニタリング」についてお話ししました。月次決算モニタリングにおいて、日本親会社の適正な関与があることによって不正リスクを逓減することができると記載しましたが、月次決算を早期化することも不正リスクへのアプローチとして有効です。 今回のコラムでは、海外子会社の月次決算早期化実務に […]