JGA税理士法人は第4期に入り、新しい仲間を募集します。今回求めているのは、単に税務・会計の作業をこなす人ではありません。税務・会計の基礎を大切にしながら、生成AIを使って会計事務所の仕事の進め方を一緒に変えていける人です。

税理士法人の仕事は、これまで「入力する」「転記する」「確認する」「資料を依頼する」「一覧を作る」といった作業に多くの時間を使ってきました。もちろん、これらは正確な税務・会計サービスを提供するために必要な仕事です。
一方で、生成AIやクラウドツールが実務で使える段階に入った今、私たちは同じ作業を同じ方法で続けるだけではなく、作業をコンパクトにし、人が本来向き合うべき仕事に時間を使う組織へ変わろうとしています。
この記事では、JGAが第4期にどのような組織を目指しているのか、そしてその中でどのような人材を必要としているのかをお伝えします。
目次
第4期の結論:作業を小さくし、成長に時間を使う
第4期のJGAの方針は明確です。生成AIで作業をコンパクトにし、空いた時間を営業活動・新規事業組成・業務改善・顧客価値向上に使うことです。

ここで大切なのは、AIを使うこと自体が目的ではないという点です。ERP、AIエージェント経理、業務管理監督AIは、あくまで生成AIを実務に落とし込むための仕組みです。
目的は、作業時間を減らして終わりではありません。そこで生まれた時間を、顧客への提案、業務改善、新しいサービスづくり、会社の成長に使うことです。
なぜ今、変わる必要があるのか
会計事務所の現場では、業務量が増え、品質要求も高くなっています。進捗、請求、工数、申告、資料依頼などの情報が分断されると、確認や転記に時間がかかります。また、特定の人しか分からない属人的な業務が残ると、組織全体のスピードも上がりません。

この状態のままでは、目の前の作業を終わらせることに時間を使い切ってしまいます。営業活動、新規事業、業務改善、顧客への提案に時間を使いたくても、そもそも考える余白が生まれません。
だからこそ、JGAは第4期に、生成AIを使って作業を小さくすることに取り組みます。成長を考える時間は、自然には生まれません。意識して作る必要があります。
JGAが目指す組織像
JGAが目指すのは、作業に追われる組織から、会社の成長に向き合う組織への転換です。

これまで多くの時間を使っていた仕事
入力、転記、確認、一覧作成、リマインド、下書き、チェック、目の前の業務消化。
これから時間を増やしたい仕事
顧客提案、月次レビュー、税務判断、経営課題の把握、業務改善、社内の仕組みづくり。
もちろん、入力や確認が不要になるわけではありません。税務・会計の仕事では、正確性と責任ある確認が不可欠です。ただし、人がすべてを手作業で抱え込むのではなく、AIが得意な作業はAIに任せ、人は判断・設計・提案に時間を使う。その方向へ変えていきます。
生成AI活用を実務に落とす3本柱
JGAでは、生成AI活用を現場で使える形にするため、3つの柱を整備していきます。

1. 管理部門ERP化
1つ目は、管理部門のERP化です。スタッフマスタ、クライアントマスタ、業務進捗、工数、請求、申告管理などの情報を一元化し、AIが使える業務基盤を整えます。

狙いは、情報の二重入力を減らすこと、進捗・請求・工数・申告を連動させること、属人化を減らすことです。情報が一元化されると、人が毎回探したり聞いたりする時間を減らせます。
2. AIエージェント経理
2つ目は、AIエージェント経理です。証憑や入出金データを整理し、MFクラウドなどの会計データと連携しながら、AIが仕訳案、照合、月次レポート草案を作成します。

ただし、AIが作ったものをそのまま採用するわけではありません。税務判断、承認、例外処理、顧客への説明は人が行います。JGAが目指すのは、AIが処理し、人が判断する経理です。
3. 業務管理監督AIエージェント
3つ目は、業務管理監督AIエージェントです。ERP管理、記帳・月次チェック、申告書レビュー、請求・契約・Credit Control、クライアント対応・リマインドなどの領域で、複数のAIが一次処理・異常検知・報告を担う形を想定しています。

ここでも、人が不要になるわけではありません。AIは人の代替ではなく、補助役です。AIが異常や未処理を検知し、人が重要案件・例外・税務判断を確認する。これにより、担当者はより価値の高い仕事に時間を使えるようになります。
スタッフの役割はどう変わるのか
今回の採用で最も伝えたいのは、スタッフの役割が変わっていくということです。

これからのJGAでは、単に作業をこなすだけではなく、AIを使って業務を設計し、AIの出力を確認し、例外を判断し、クライアントに提案し、社内の業務改善にも関わる人材を必要としています。
「AIに仕事を奪われる」のではなく、AIを使って作業時間を減らし、より価値の高い仕事へ移る。この考え方に前向きな方に、ぜひ加わっていただきたいと考えています。
第4期の進め方
第4期は、一気にすべてを変えるのではなく、4つのステップで進めます。

このフェーズに入るタイミングだからこそ、今回の採用では、既存の税務・会計実務を担いながら、新しい仕組みづくりにも関わるメンバーを募集します。

今回募集するポジション
今回募集するのは、税務スタッフ/税務コンサルタント 兼 AI業務改善・AI経理推進メンバーです。
JGAは、国内税務・国際税務・経理支援・財務分析・コンサルティングを中心に、成長企業、中小企業、上場会社まで幅広い顧客を支援しています。今後は、既存の税理士法人業務に加えて、生成AIを活用した業務改善、AIエージェント経理、管理部門ERP化、申告書レビュー補助、請求・契約・進捗管理の自動化などにも力を入れていきます。
業務割合のイメージ
既存税理士法人業務:50% / 新規AI・業務改善業務:50%
入社直後からすべてを任せるのではなく、税務・会計実務に慣れていただきながら、段階的にAI活用・業務改善領域にも関わっていただく想定です。
既存税理士法人業務
- 月次決算・月次レビュー
- 記帳代行・記帳レビュー
- 法人税・消費税・所得税等の申告書作成補助
- 税務論点の整理
- 顧客への報告資料作成
- 経理体制の改善支援
- 財務分析・管理資料作成
- 顧客からの税務・会計相談対応
- インバウンド支援、スタートアップ・成長企業向けの会計税務支援
新規AI・業務改善業務
- AIによる仕訳案・照合結果の確認
- AIが作成した月次レポート草案のレビュー
- 異常値・例外処理の確認
- 税務判断が必要な論点の抽出
- クライアント情報、進捗、工数、請求、申告管理の一元化
- 未入力、期限遅れ、請求漏れ等の検知フロー整備
- 申告書チェックの一次確認、論点リスト・確認リストの作成
- 資料依頼メール、リマインド文案、未回収資料一覧の作成・改善
JGAが必要としている人材
JGAが必要としているのは、税務・会計の基礎を大切にしながら、新しい仕事の形を一緒に作っていける人です。
向いている方
- 税務・会計の専門性を土台に、新しい仕事の形を作りたい方
- AIに仕事を奪われるのではなく、AIを使って価値ある仕事に時間を使いたい方
- 入力・転記・確認だけでなく、顧客提案や業務改善に関わりたい方
- 変化のある環境を楽しめる方
- 成長する組織の中で、自分の専門領域を作っていきたい方
- 人間関係を大切にし、長期的に信頼関係を築ける方
- 税務の正確性と、新しい仕組みづくりの両方を大切にできる方
マッチしにくい可能性がある方
- 決められた作業だけを続けたい方
- 新しいツールやAI活用に強い抵抗がある方
- 税務・会計の基礎確認を軽視する方
- AIの出力をそのまま信じてしまい、人による確認を怠ってしまう方
- 業務改善や仕組み化に関心がない方
AI時代の会計事務所で重要なのは、AIを使うスキルだけではありません。AIが作った結果を見て、どこを人が確認すべきか、どこに税務判断が必要か、どこに顧客への説明が必要かを切り分ける力です。
募集要項
| 募集ポジション | 税務スタッフ/税務コンサルタント 兼 AI業務改善・AI経理推進メンバー |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員 ※税理士試験受験生については、アルバイト応募も相談可能 ※試用期間3か月、期間の定めなし |
| 必須要件 | 日商簿記2級程度の会計知識、または経理・会計事務所・税理士法人・事業会社経理等での実務経験1年以上 ※税理士試験科目合格者は尚可 |
| 歓迎要件 | 法人税・消費税申告書の作成経験、月次決算・記帳レビュー・顧客対応経験、Money Forward・freee・達人シリーズ等の利用経験、ChatGPT・Claude・Gemini等の生成AI活用経験、Notion・kintone等を使った業務改善経験、API・MCP・RPA・Python等への関心 |
| 給与 | 年収350万円〜650万円 ※年俸制。経験・能力・保有資格・AI/DX推進経験等を考慮して決定 ※月給は年収を16分割。賞与あり:年2回、夏・冬各2か月想定 |
| 勤務時間 | 10:00〜19:00、休憩60分 ※フレックスタイム制度により、勤務時間の前倒し・後倒し相談可能 ※時短勤務等も柔軟に相談可能 ※残業は繁忙期でもほぼなし |
| 勤務地 | 東京都渋谷区東1-27-7 渋谷東KMビル3階 渋谷駅 徒歩約9分、恵比寿駅 徒歩約12分 |
| 休日・休暇 | 完全週休2日制、年末年始休暇、夏季休暇、有給休暇、年間休日120日以上 |
| 待遇・福利厚生 | 各種社会保険完備、通勤手当、時間外手当、資格取得支援、税理士試験受験生への学習時間配慮、柔軟な勤務時間の相談可 |
| 選考フロー | 履歴書・職務経歴書の提出 → オンライン面談 → 対面面接 → 内定 ※選考期間は全体で1か月程度を想定しています。 |
応募を検討している方へ
JGAは、従来型の税務業務を大切にしながら、生成AIを活用して会計事務所業務そのものを変えていこうとしている法人です。
税務・会計の仕事には、これからも人の判断が必要です。消費税区分、税務論点、例外処理、顧客説明、経営課題の把握は、AIだけでは完結しません。だからこそ、AIを単なる便利ツールとして使うのではなく、税務・会計の専門性と組み合わせて、より良い仕事の形を作っていく必要があります。
会計事務所で1〜3年ほど経験し、次は新しい領域にも挑戦したい方。事業会社経理の経験を活かし、税理士法人側でスキルを広げたい方。税理士試験を勉強しながら、柔軟な環境で実務経験を積みたい方。入力作業中心の環境から、顧客提案や改善業務へステップアップしたい方。
そのような方にとって、JGAは、税務・会計の専門性を身につけながら、AI時代の新しい会計事務所キャリアを作っていける環境です。
JGAで、税務×AIの新しい働き方を一緒に作りませんか。
ご興味のある方は、JGA税理士法人のホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
※目まぐるしく変わる環境のため、お問い合わせフォームの情報のアップデートが間に合っていない可能性があります。
※採用状況や業務内容に関心がある方は、直接お電話いただいても構いません。状況を詳しくお伝えできると思います。
筆者紹介
JGA税理士法人
代表社員/税理士 片瀬 陽平

税理士業界が変遷する中、国際ビジネスに長く携わる。税理士法人時代から国際ビジネス支援に従事し、2013年にはメキシコに渡り、現地会計コンサルティングファームの立ち上げを行う。渡墨後は、日系企業のメキシコ進出サポートおよび現地日系企業への経営コンサルティングを主に担当。2016年にはアメリカに渡り、Bridge Note (Thailand) Co., Ltd.(現 BM Accounting Co., Ltd.)を立ち上げ、次いでインドネシアの PT. Bridge Note Indonesia の移転価格事業部を組成した。専門領域は、経営コンサルティング、インバウンド支援、国際税務コンサルティング、社内DX化など多岐にわたる。
